株主優待を相場変動のリスクなしで取得する方法!?Part2

前回は株主優待目当てに株を購入しても株価の変動により損をする場合があるというお話をしました。

まだ読まれていない方は是非こちらも一緒に読んでください。

 

さて本題に入りたいと思います。

株主優待を株価の変動の影響を受けずに(つまり株価が上昇しても下落しても損をせず)安全に取得する方法はクロス取引を利用します。

 

クロス取引を利用するためには各証券会社の信用取引口座を開設する必要があります。

その前に信用取引について説明しますね。

信用取引とは

通常であれば10万円の株式を購入するためには口座残高が10万円ないと購入できないわけです。

これが当たり前ですよね?

ですが信用取引口座を開設すると、信用取引といって証券会社からお金を借りて、自分の持ってる資産を担保に何倍もの金額の取引を行うことができるのです。

これをレバレッジといいます。例えば日本では株の場合、信用取引口座を開設すると自分の資産の3倍までの金額の取引を行うことができます。

この場合レバレッジ3倍という言い方をします。

余談ですが、FXの場合は日本ではレバレッジ25倍までの運用が可能です。

つまり自分の持っている資産の25倍の金額の取引を行うことができるわけですね。

この例ですと10万円を証券会社の口座に入金しておくとそれを担保に30万円分の株式を購入することができるわけです。

 

そしてもう一つ信用口座を開設するメリットがあります。

株は一般的に購入するものですよね?

多くの方は株式投資で儲ける方法と言えば、安い時に株を購入して株価が上がったら売ると考えている方もいると思います。

それは半分正解です。

株式とは売りから入って買い戻すことでも利益を上げることができるのです。

何を言っているのか分からないという方は、この機会に知っておきましょう。

 

仕組みはこうです。

例えば証券会社が持っている株を100株貸してもらってそれを1株100円で売ります。

すると1万円になりますよね。

しかし証券会社に100株借りている状態なのでこれを返済しなければいけません。

そこで1株80円に下がった時に100株買い戻します。1株80円ですので8000円必要ですね。

買い戻した100株は証券会社にお返しするので、1万円貰って8000円使ったので差し引き2000円が利益となるわけです。

 

重要なことは信用取引を利用すると、株価が上がると思ったときは「買い」から入り、下がると思ったら「売り」から入ることができるので、株価が上昇している場面や逆に下落している場面のどちらでも利益を上げることができるのです。

 

これは非常に重要なことで、通常は株価が上がってる時にしか利益は得ることができなかったのを、下落している場面でも利益につなげることができるので儲けるチャンスが2倍になるのです。

これが信用取引というものです。是非覚えておいてくださいね。

では本題に戻ります。

 

クロス取引とは

イオン株を用いて説明したいと思います。

イオン株は現在100株保有していると株主優待が貰えます。

1株あたり現在のレートで約2000円を超えていますが分かりやすいように2000円で考えてみましょう。

まず、株主優待を保有するためには100株購入しなければいけないので20万円で100株購入します。

それと同時に信用取引を利用して100株を20万円で売るのです。

???と思った方、何度も読み直してしっかり理解してください。少し難しいポイントです。

 

つまり売りと買いを同時に入れるわけです。

すると何が良いのか?

売りと買いを同時に入れることで株価が下落しても上昇しても自分の資産に影響はなくなりました。

よく考えてみてください。株価が100円上昇すれば「買い」で入った株は1万円儲かります、しかし同時に「売り」で入った株は100円上昇しているという事は1万円損をしているという事です。

つまりプラマイゼロなわけです。

逆の場合も同じで株価が下落すれば「買い」で入った株は損をしますが、「売り」で入った株は全く同じ金額利益となるのでこの場合もプラマイゼロです。

 

株価がいくら上がろうが下がろうが利益にもならなければ損失もないという事です。

しかし、「買い」で株を保有しているため株主優待は得ることができるという仕組みです。

 

そして、権利落ち日に決済するときに、自分の保有している「買い」で持っている株を「売り」で証券会社から借りている株として返却するのです。

これを「現渡」と言います。

 

クロス取引を利用することで株価の変動の影響を受けずに安全に株主優待を得ることができるわけですね。

 

ただ、完全に無料というわけではなく、株を購入するときに必要な手数料のみ発生してきますのでそこは注意が必要です。

株主優待目当てで株を保有したいという方には非常におすすめなやり方ですので是非覚えるようにしてくださいね。

ではまた

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