どうしても止めたい咳がある‼そんなときに有効な市販薬を薬剤師が解説します。

風邪の治りかけに咳だけが残ってしまい長続きしてしまう、風邪が良くなったから仕事や学校に行きたいけど咳が止まらず周りの目が気になる、という経験をされた事がある人も多いですよね。

咳をする事で体力も消耗してしまうので出来るだけ止めたいですよね。

本来であれば病院を受診して咳止めを処方して貰うといいですが、仕事をされている方であれば忙しくて時間が取れない時多いですよね。そんな時は市販の咳止めを試してみるのも一つの手です。(咳止めを飲んで咳が止まったからと言って、無理をしてはいけませんよ!)

市販されているたくさんの咳止めの中からどれを選べば良いか分からない!!という方のために、市販の咳止め薬の違いをご紹介させて頂きます。

◾エスエスブロン


〈有効成分〉 *12錠中に含まれる成分量です

  • ジヒドロコデインリン酸塩 : 30mg
  • メチルエフェドリン: 50mg
  • クロルフェニラミンマレイン酸塩 : 8mg
  • 無水カフェイン : 90mg

〈用法用量〉

成人:1日3回 1回4錠

12歳〜14歳 : 1日3回 1回2錠

 

エスエスブロンの咳止めとしての主成分はジヒドロコデインです。ジヒドロコデインは脳にある咳を起こす咳中枢に作用し、咳を鎮める作用があります。ジヒドロコデインは市販薬の中では1番咳を鎮める力が強力です。

メチルエフェドリンは気管支を拡張することで、たんを出やすくしたり呼吸をしやすくします。

クロルフェニラミンは抗アレルギー薬であり、ホコリなどのアレルギーにより咳が起こっている場合に有効です。クロルフェニラミンは眠気を起こすことがあるため、服用後は自動車・機械の運転操作は控えるようにしてください。

 

エスエスブロンはたんが絡まる咳が出るという方よりは、たんはあまり出ないけどとにかく咳が辛い!という方にオススメの咳止めです。

 

◾アネトン咳止め錠

〈有効成分〉 *12錠中に含まれる成分量です

  • ジヒドロコデインリン酸塩:50mg
  • メチルエフェドリン:75mg
  • クロルフェニラミンマレイン酸塩:12mg
  • 無水カフェイン:60mg
  • ゼネガ乾燥エキス: 89.82mg

〈用法用量〉

成人:1日3回 毎食後1回3錠 (さらに1回寝る前にも飲むことができる)

12歳〜15歳 : 1日3回 毎食後1回2錠 (さらに1回寝る前にも飲むことができる)

アネトン咳止めの有効成分のうち、ジヒドロコデイン・メチルエフェドリン・クロルフェニラミンはエスエスブロン錠と同一です。しかし、1日に服用できる量は3成分ともにアネトン咳止めの方が多いため、エスエスブロンに比べるとアネトン咳止めは、より強力な咳止めであると考えられます。

アネトン咳止め特有の成分として、ゼネガ乾燥エキスがあります。ゼネガ乾燥エキスは生薬由来成分であり、たんを出しやすくする作用があります。

アネトン咳止めは強い咳を鎮める作用に加えて、たんを出しやすくする作用もあるため、たんの絡まる咳が出ている人にもおすすめできる咳止めです。

 

◾ミルコデ錠A

〈有効成分〉 *6錠中に含まれる成分量です

  • テオフィリン: 300mg
  • メチルエフェドリン塩酸塩 : 37.5mg
  • グアイフェネシン : 300mg
  • キキョウエキス : 120mg
  • セネガエキス : 30mg
  • カンゾウエキス末 : 108mg

〈用法用量〉

1日3回食後 1回2錠 (15歳未満は飲めません)

ミルコデ錠に含まれる主成分はテオフィリンです。テオフィリンは医療用でも喘息等に使用され、気管支を拡張する作用があります。そのため、ゼイゼイ・ヒューヒュー言って息がしにくいと感じるような咳をしている場合に使用します。

グアイフェネシンはコデインと同様、咳を起こす咳中枢に作用して咳を鎮めます。

キキョウエキスセネガエキスカンゾウエキス末はすべて生薬由来成分であり、たんを出やすくします。

ミルコデはたんが絡み、ゼイゼイ・ヒューヒューという喘鳴のある咳におすすめの市販薬です。

しかし、ゼイゼイ・ヒューヒュー、息がしづらいと感じることが続くときは必ず病院を受診してください。喘息などと診断されている方はもちろん、喘息持ちではない方も喘息などの治療が必要である場合があります。

 

 

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