業務中や通勤時のケガや病気による休業で貰える給付金がある⁉休業(補償)給付金とは⁉

仕事中のケガや病気などが原因で労働することが出来なくなってしまった場合に、家族や自分の生活を保障する目的で給付金が受け取れることをご存知でしょうか?

 

業務中にケガをしてしまったり、通勤中に事故に巻き込まれたりすることは無いとは言い切れませんよね。危険な業務をされている方などは、ふとした瞬間に大けがをしてしまう事もあります。

別の記事で、業務外のケガや病気で休業せざるを得なくなった場合に受け取れる給付金「傷病手当金」についてご紹介しました。

 

今回は業務中通勤中のケガや病気で仕事を休まざるを得ない場合に貰える給付金「休業(補償)給付金」についてご紹介したいと思います。

 

休業(補償)給付金とは

業務内通勤中に発生した病気やケガなどが原因で労働できず療養を余儀なくなれた場合において、ある条件を満たした時に労災保険から給付される給付金のことを言います。

 

労災という言葉は聞いたことがある人も多いかと思いまが、その労災保険から給付金が貰えるのですね。

では、労災保険から休業(補償)給付を受け取るためにはどうすればいいのでしょうか。

 

支給される条件

  1. 業務内または通勤中のケガや病気が原因による休業であること。
  2. 会社からの給付(給料)が出ていないこと。

 

1.業務内または通勤中のケガや病気が原因による休業であること。

業務内に起こったケガや、業務が原因で発生した疾病などの療養のため労働できなくなってしまった場合に申請することが出来ます。業務外の場合は健康保険から傷病手当金が給付されます。

また、通勤中のケガなどもこちらの労災保険の休業(補償)給付の対象となります。通勤中は業務内とみなされるわけですね。

 

2.会社からの給付(給料)が出ていないこと。

この制度は、業務中のケガや病気などで休業中に労働者とその家族の生活を保障するために設けられた制度です。会社から給料が出ている場合はこの制度の対象にはなりません。

 

支給される期間について

休業(補償)給付金が支給されるのは、仕事に就けなくなった第4日目からです。

4日目からというのは傷病手当金と似ていますが、傷病手当金は連続する3日間を休んだ場合に4日目以降から支給されますが、休業(補償)給付は連続した3日間の待期期間を必要としません。

しかし3日間の待期期間は必要です。ただ連続していなくてもよいという点が傷病手当金とは異なる部分になります。

傷病手当金は1年6カ月を上限として支給されましたが、休業(補償)給付は支給期間が決まっていないため期限なく支給され続けます。しかし、療養による休業から1年6カ月が経過したときにケガや疾病が傷病等級第1級から3級に当てはまる場合は休業(補償)給付から傷病補償年金に切り替わり支給されます。それに該当しない場合は休業(補償)給付が引き続き支給されます。

いずれにせよ病気やケガが治癒していないことが前提となります。

支給される金額について

傷病手当金は最初の連続した3日間の休業手当は支給されませんでしたが、業務内のケガなどが原因の場合は休業の初日から第3日目までは事業者(務めている会社)が労働基準法に基づいた休業補償を行います(1日当たり平均給与の60%支給されます。)

第4日目以降は労災保険から休業(補償)給付金が支給されますが、この金額は1日当たりの平均給与(ボーナスを除いた過去3か月の平均賃金から算出されたもの)の約80%相当の金額が支給されます。

 

申請方法

お金をもらう手続きをするためには必ず面倒な書類が付きまといます。

まずは休業(補償)給付の請求書を厚生労働省などのホームページから印刷しましょう。

そしてその請求書を病院などに持っていき、医師に傷病の部位および傷病名、療養の期間、疾病の経過などの診療担当者の証明を記載してもらいます。

次に職場に提出し、今度は事業主の証明を記載してもらいます。

最後にそれを全国にある労働基準監督署に提出すると支給が行われます。

 

 

業務中や通勤時での病気やケガで就業できなくなった場合にこのような補償があるのは非常に安心ですね。万が一このようなことが起こった場合は遠慮せず、必ず申請するようにしましょう。

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