我慢できない女性のデリケートゾーンの痒みに!!使える市販薬は??効果を比較

かゆみやにおい、ムレ等デリケートゾーンの悩みは人に相談しづらいですよね。実際、デリケートゾーンに悩みを抱えている人は多いけれど、友人や家族の中ではなかなか話題には出ません。病院や薬局で相談する前に自分で解決したい、と考えている人も多いのではないでしょうか。

そこで、薬剤師がデリケートゾーンの痒みの原因とその対策として、市販で購入できる薬について解説します。

デリケートゾーンの痒みの原因は??
  • 汗やムレ
  • 生理用ナプキンやおりものシートのかぶれ
  • 経血やおりもの
  • 剃毛
  • 膣カンジダ症などの感染症

ムレることで皮膚が柔らかくなり傷つきやすい上に、湿度の高い環境になることで細菌が繁殖しやすくなります。ムレ痒みにつながるわけですね。膣カンジダ症等の感染症については自分で対処するのではなく、病院を受診されることをお勧めします。膣カンジダ症等の感染症以外の要因で生じている痒みについては、ムレの改善やこまめなナプキンの取り換え、さらに痒みを抑える市販薬を使用することで対応できます。

我慢できないかゆみには、お薬を使うことが非常に有用です!!

掻いてしまうとデリケートゾーンが傷つき炎症を起こしてしまいます。炎症がさらなる痒みの原因となる可能性もあります。

デリケートゾーンの痒みに使用できる市販薬
■フェミニーナ軟膏

【有効成分】 *製品100g中に含まれる成分量です。

  • リドカイン:2g (局所麻酔成分)
  • ジフェンヒドラミン塩酸塩:2g(抗アレルギー成分)
  • イソプロピルメチルフェノール:0.1g(殺菌成分)
  • トコフェロール酢酸エステル:0.3g (ビタミンE)

【用法容量】

一日数回患部に塗布

フェミニーナ軟膏はテレビCMでもおなじみですね。一番知名度があるデリケートゾーンの痒みを抑えることのできるお薬でしょう。

リドカインは局所麻酔成分で痒みを鎮めてくれます。リドカインは医療現場では表面麻酔として使用されることもあり、作用の発現が早く効果持続時間も長いことが特徴です。

ジフェンヒドラミン塩酸塩は抗ヒスタミン薬であり、痒みの原因となるヒスタミンが痒みを起こすことを防ぎます。花粉症や鼻炎で使う事の多い抗アレルギー薬もこの抗ヒスタミン薬に分類されます。

イソプロピルメチルフェノールは殺菌成分で、ムレることで細菌が繁殖することを防ぎます。

トコフェロール酢酸エステルは通称ビタミンEと呼ばれ、ビタミンEは血行を促進し皮膚の新陳代謝を促進してくれる作用があります。

フェミニーナ軟膏に含まれる痒み止めの主な成分は、リドカインジフェンヒドラミンです。私も使用したことがありますが、しっかりと痒みは治まりました。また塗った時に違和感などなく、染みてヒリヒリすることなどもありませんでした。

フェミニーナ軟膏はクリームタイプで、伸びがよくしっかりと患部に塗布することができます。ほかにもフェミニーナにはジェルタイプ、ミストタイプもあるので季節やシーンにあわせて使い分けてもいいですね。

ジェルタイプなので、クリームに比べるとサラサラとした使い心地。ムレやすい夏におすすめ。

こちらはミストタイプ。軟膏やジェルと異なり直接患部に塗るのではなく、シュッと噴射するタイプです。患部が大きい場合や、お出かけ先で手軽に使用したい場合に便利な製品です。

 

■デリケア

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【有効成分】 *製品100g中に含まれる成分量です。

  • ジフェンヒドラミン : 1.0g  (抗アレルギー成分)
  • イソプロピルメチルフェノール : 1.5g  (殺菌成分)
  • グリチルレチン酸 : 0.5g  (生薬由来成分・抗炎症)
  • トコフェロール酢酸エステル : 0.5g (ビタミンE)

【用法容量】

1日数回患部に塗布

デリケアのかゆみ止め成分は、フェミニーナにも含まれているジフェンヒドラミンです。フェミニーナと比較すると、リドカインなどの局所麻酔薬が含まれていないので、かゆみを鎮める力は穏やかです。

デリケア特有の成分として、グリチルレチン酸という生薬由来の成分が含まれています。グリチルレチン酸は抗炎症作用を持つため、ナプキンのかぶれなどデリケートゾーンが炎症を起こしている場合にはデリケアを選ぶと良いですね。

 

◾ユースキン ラフレ

【有効成分】 *製品100g中に含まれる成分量です。

  • クロタミトン: 2g(鎮痒成分)
  • ジフェンヒドラミン:1g(抗アレルギー成分)
  • グリチルレチン酸:1g(生薬由来成分・抗炎症)
  • イソプロピルメチルフェノール:0.5g(抗菌成分)
  • ビタミンE酢酸エステル:0.5gビタミンE

【用法容量】

1日数回患部に塗布

ユースキンはハンドクリームでご存知の方も多いのではないでしょうか。ユースキンシリーズに、デリケートゾーン用のユースキンラフレがあります。ユースキンラフレ特有の成分としては、かゆみを抑える成分として医療用にも含まれるクロタミトンが入っています。

クロタミトンは少し患部に塗ると灼熱感のようなものを感じ、その刺激によってかゆみを感じにくくなります。そのため、ユースキンを使用すると、少しヒリヒリするように感じることがあります。その他の成分はデリケアと同様です。

 

痒みによく効く市販薬は??

個人的な意見ですが、今回紹介した中ではフェミニーナ軟膏が一番痒みを抑える力が強いと考えます。しかし抗炎症作用をもつ成分が含まれていないのでかぶれ等で炎症を起こしている方は、デリケアまたはユースキンリフレを選択されるといいかもしれません。

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